こんがりとよく焦がした表面が特徴で、ここ数年コンビニで続々と新製品が出されるなど、注目のチーズケーキです。
ここでは、バスクチーズケーキについて見ていきます。
◇バスクとは
西ヨーロッパ、スペインとフランスの国境付近に、東西にわたり長くそびえ立つピレネー山脈。北側がフランス、南側がスペインです。
ピレネー山脈西部の山麓地帯を、フランス、スペインの両国側を含めてバスク地方といいます。
バスクチーズケーキのバスクは、そのスペイン側のバスク地方からとったものです。
スペインというと南のカラッと明るい地中海側をイメージする方も多いでしょう。
しかしスペインの北側に位置するバスク地方は、山脈による独特の地形や、大西洋側の湾に面した湿潤温暖な気候などにより、食はもちろん様々の独自文化が発達したことで知られているのです。
また、スペインの公用語はもちろんスペイン語ですが、バスク地方ではバスク語という言語が使われているのも特徴といえます。
◇バスクチーズケーキとは
先ほどお話しした通り、スペイン側のバスク地方のあるお店がバスクチーズケーキの発祥といわれていて、日本でそう呼ばれる名前の由来です。バスクチーズケーキは、オーブンで焼くベイクドチーズケーキの一種。
表面を高温で長時間こんがりと焼くことで出てくるカラメルの香ばしさが特徴です。
また、表面はこんがりとよく焦げていますが、内部はしっとりとしたまろやかな口当たりで濃厚な風味が味わえます。
れはクリームチーズをふんだんに使うことによるものです。
香ばしい味わいはワインと一緒に食べるのもオススメなので試してみてください。